我が家は思い立ったら旅に出掛けることが多いので、よく車中泊します。
アルファードハイブリッドでシートは3列フルフラットになりますが、そのままでは凸凹が多くお世辞にも寝心地がいいとは言えず、熟睡するには厳しく車中泊した翌日は体が痛いことが多かったことからベッドキットが欲しいを思っていました。
でも市販キットは高くて・・・・ってことで自作することにしました。
材料はイレクターパイプ、コンパネ、ダブルサイズのマットレス、ソファーカバーを利用しました。
悩んだのがコンパネの上に敷くクッションとそれを覆うカバーでした。
クッションは独身時代に使っていたダブルサイズの厚さ4cm程度のマットレスがあったので、それを切って利用。
カバーはネットで合成皮革を調べたのですが、結構なお値段のためどうしようかと思ってたところ、ニトリでちょうど良い大きさのソファーカバー(4000円弱)を見つけたのでこれを利用することにしました。
コンパネにカバーを固定するためにタッカー(ホッチキスみたいな物)を使用しました。これはホームセンターで800円程度で購入。
材料費は全部で1万5千円程度だったかと思います。市販のベッドキットを買うと10万円くらいするので随分安く出来ました。
制作にあたっては次の条件をクリアーするよう制作を行いました。
○3列シートまで人を乗せることはあまりないため、サードシートは取りはずす。
○普段ベッドとして使用しないときはセカンドシートは普通に使えること
○ベッドの下は荷物が十分積載できること
○ベッドのセッティングは簡単にできること
○サードシートが必要なときは簡単に元に戻せること
○家族4人が寝られること
まずはサードシートを取り外します。
写真は取り外した後です。ひろびろとしています。
サードシートの部分に収まるベッド枠組みをイレクターパイプで制作。
家族4人が寝ても大丈夫なように強度には気を付けました。
イレクターパイプの上に設置するパネルを裏返しに並べたところです。
イレクターパイプで制作lした枠組みをサードシート部分に乗せたところ。
車への出し入れも簡単にできます。
パネル2枚を設置したところ。
セカンドシート部分のパネルはベッドとして使用しないときはこのように重ねて収納しておきます。
また、通常は荷室を2段に使えるので非常に便利です。
ベッドとして使用するときは、まずセカンドシートをこのように折り畳みます。(テーブルモード)
その上にパネルを設置します。(パネルの後ろ側はイレクターパイプに固定し、前側はシートに乗せています。
ベッドの下は広い収納スペース。
ベッド上部はこのとおり真っ平らで、カバーの下はマットレスがあるので寝心地良好です。
前から見るとこんな感じです。カーテン閉めるとプライバシーも確保できます。
ベッド状態にしてもセカンドシートの前にスペースがあるので荷物をおいたり、夜中トイレに行くときも楽に出入りができます。
以上自作ベッドの紹介でした。
今まで冬のスキーや旅行で何回か使いましたが、ベッドのセッティングも2分程度でできるし、使い勝手および寝心地ともに満足です。
ただ、3人だと余裕ですが、4人寝るのはやはり窮屈ですね。今後助手席部分を生かしてベッドが作れないか考えてみたいと思っています。
<H22.5.25追記>
助手席部分を生かしてベッド化も考えていましたが、設置に手間がかかるのも嫌なので結局そのままで使用しています。っで、どうやって寝ているかといいますと、夫婦2人+小学5年+小学1年の合計4人が車の横方向に寝ております。大人は横向きに足を曲げて寝ています。広々とはいきませんが、まぁこれでも十分かなと妥協しております。
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