テント&タープ購入比較

けんず

2008年04月09日 23:40

昨年暴風雨で恐ろしい経験をしたことから、今年は少々の雨風にはビクともせず快適に過ごせるテントとタープに買い換えるぞと密かに決心しており、自分なりに調べて比較した結果・・・
次の3メーカーに絞られました。

 コールマン
 小川キャンパル
 スノーピーク

<コールマン>
言わずと知れたコールマン。キャンプ場に行けばかならず見れますよね。間違いなく日本のキャンプ用品のシェアはNo1でしょうね。ただ、売れているだけにキャンプ場で自分のテントが見つけにくいとか個性がないという意見はあるでしょうね。
コールマンの有力候補はとパラタープDXとタフワイドエアドーム300のセット。


Coleman(コールマン) パラタープDX







長所
○実物をスポーツオーソリティーで見ましたが、意外と中は広々している。
○定価より割り引いて販売されていることが多く、コストパフォーマンスは高い。
○フルクローズできるし雨の日は威力を発揮しそう。
○タフワイドエアドーム300と接続することができるし、それぞれ個別に使えるのでデイキャンプとかいろいろ使えそう。
短所
○実物を揺すってみたところ、かなりフニャフニャした感じで風に弱そうな印象を受けた。
○出入り口が2箇所しかない。(スノーピークのリビングシェルは4箇所)
○キャンプ場に設営される多数のコールマンから見つけ出しにくい。


Coleman(コールマン) タフワイドドームテント300EX+【アルミスノコ】セット






長所
○高さは190cmで中は広々
○定価より割り引いて販売されていることが多く、コストパフォーマンスは高い。
短所
○前室がせまい。

<小川キャンパル>
小川キャンパルですが「職人気質」という売り言葉のとおり、質実剛健な感じです。その中でも目をつけたのはテントの前室がと~っても広い「ティエラ5EX」。「ティエラ2」から昨年「ティエラ5」にモデルチェンジされ、今年はさらに生地をグレードアップさせた「ティエラ5EX」が発売されました。これならばテントと別にタープを買う必要もなさそうな感じ。


小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ティエラ5EX






長所
○ティエラのすぐれたところはフレームだけで独立する構造となっているため、フレームを組み立てフライシートをかぶせた後にインナーテントを設置できる点。つまり雨が降る中設営をしなければならない場合もインナーテントを濡らすことなく設営することができるのです。
○インナーテントを設置せずフレームとフライシートだけで広大なスクリーンタープとしても使えるんです。うーん、これはいい。
○最近タープを張ると別料金を取られるキャンプ場も少なくないようで、ティエラならタープを張らなくていい分サイト使用料は安く済みそう。
○今年新たにラインアップされたEXは生地がかなり厚くなったようで、耐久性も抜群の様子。これなら一生物かも・・・
○テントの端にあまり傾斜がなく、高さも2m以上あるので中は広々使えそう。
短所
○全長が5mを超えることから狭い区画サイトでは厳しいかも。
○きれいに張るには平らな部分がかなりないと難しい。
○設営する際、風があると大きなフライシートをフレームの上から被せるのが大変。
○テントの端にあまり傾斜がないことから風にはあまり強くなさそう。

<スノーピーク>
遠くからでもひと目でわかるカラーリングが特徴のスノーピーク。
スタイリッシュな外観や多彩なオプション群も魅力のひとつ。比較的天井が低いものが多いようだが、風に対する強さは定評があるようである。
ターゲットはスクリーンタープであるリビングシェルと独立テント(ランドブリーズ6またはアメニティドーム)またはインナーテントの組み合わせ。
小川キャンパルのティエラとよく似た感じで広い前室があるランドブリーズ6LXも考えたけどティエラに比べると天井高が低く、少し狭く感じそう。またティエラのようにフライシートを設営した後にインナーテントを設営するといった芸当はできないようなので、これは却下。


スノーピーク(snow peak) ランドブリーズ・リビングシェルシールド







長所
○壁面がかなり傾斜していることもあり風には強そう。
○デイキャンプのときも単独でスクリーンタープとして使える。
○寒さに強そう
○多彩なオプションで拡張性がある。
○設営は比較的楽にできそう。(一人で設営されている方も結構いるよう)
短所
○壁面の傾斜により有効面積はあまり広くないか
○夏はフルオープンにしても暑そう
○値段がお高い


スノーピーク(snow peak) ランドブリーズ6







長所
○ランドブリーズ6はシリーズ最大の大きさを誇り、4人家族で使うには十分な広さ。
○アメニティドームに比べてランドブリーズは通気性能はいいようである。夏は涼しいか。
○リビングシェルとオプションのトンネルによりドッキング可能。雨の日でもスクリーンタープであるリビングシェルから全く濡れずにテントと行き来が可能。
○状況に合わせてランドブリーズのみ設営、デイキャン時はリビングシェルのみという使い方ができる。
短所
○値段がお高い。トンネルまで揃えようとするとさらにお高くなる。
○やや前室が狭いか。雨天時テント内に入るとき不便かも。
○ランドブリーズはフレームとフライシートのみでは自立できないため、雨天時にインナーテントを濡らさず設営することは難しそう。(リビングシェルの中でインナーテントを組み立てることは可能か??)
○トンネルによる接続は結構中に隙間風が入るようである。(夏はいいが寒い時期は・・)
○一泊でランドブリーズとリビングシェルの両方を設営・撤収するのは手間がかかって辛いかも。
○インナーテントは8角形でるため、インナーマットやグランドシートが専用品となる。


スノーピーク(snow peak) アメニティドームマットスターターセット







長所
○価格改定により昨年より9千円くらい値下がりした。コストパフォーマンスは抜群。
○広い前室。雨天時に重宝しそう。
○インナーテントは4角形で使い勝手はよさそう。
○個人的にランドブリーズよりアメニティドームの方がかっこいいと思う。
短所
○インナーテントを支えるポールが3本のため、風にはあまり強くなさそう。(ランドブリーズは4本のポールで支えられている)風でポールが曲がったという記事をいくつか見かけた。
○ランドブリーズに比べ10cm天井が低い。

インナーテント
長所
○リビングシェル設営後に内側から引っ掛けてペグ打ちするだけの簡単設営。
○雨天時もインナーテントを濡らさずに設営or撤収できる。
○最近タープを張ると別料金を取られるキャンプ場も少なくないようで、これならサイト使用料は安く済みそう。
短所
○リビングシェルと一体なのでテントだけ張ることはできない。
○リビングシェル内の有効面積が減る。
○オプションのフルフライシートをかけると一部ロープが張れない箇所がでてくるので耐風力に問題がないか心配。


総評
コストパフォーマンス抜群のコールマン、一生使えそうな小川キャンパル、風に強く多彩なオプションがそろうスノーピーク。
小川キャンパルのティエラ5EXは広い平坦なサイトでないと設営が難しそうなことから脱落。
コールマンとスノーピークで迷いに迷いました。
結果、当初の買い替え目的を主眼において風に強いスノーピークの路線で行くことにしました。
ただ、リビングシェルは決定したのですが、組み合わせをランドブリーズ6にするかアメニティドームにするか、インナーテントにするかを決めかねており、とりあえずリビングシェルだけ買ってみてから考えることにしました。

リビングシェルの感想についてはまた次回レポートします。

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